私たちの思い
子どもが笑わなくなった。 何を話しても返ってこない。
そんな日々を私たちはたくさん見てきました。
でも、どんな子にも“光る瞬間”があります。その瞬間を見逃さず、やさしく伸ばすのが『ミライドア』です。
私たちは、「もう一度子どもの笑顔を見たい」と願うすべてのご家族と、その想いを共に歩むために、この場所をつくりました。
理念メッセージ
“できるようになる”ことよりも、
“信じてもらえる”ことが、子どもを変えていく。私たちは、学校でも塾でもない「第三の居場所」として、「子どもの再出発」ではなく、「家族の再スタート」を支えます。そして、どんな環境にいた子も、もう一度笑えるように—
一人ひとりの「好き」「得意」「可能性」を、あたたかく、根気よく育てていきます。
設立の背景(想いの原点)
私たち NPO 法人しあわせは、「人を信じることから、もう一度未来を始めよう」という想いから生まれました。代表の川嵜竜希は、自らも生きづらさを抱え、社会の中で何度もつまずいた過去を持っています。そんな彼が“信じてくれた大人たち”との出会いで人生を立て直し、同じように苦しむ子どもたちに寄り添うために、この法人を立ち上げました。「不登校」「ひきこもり」「家庭環境」「非行」など、その形は違っても、どの子の中にも共通しているのは——“誰かに受け止めてほしい”という想い。
『ミライドア』は、そんなすべての子どもたちが“自分を好きになれる場所”を提供する事を目的として生まれました。

NPO 法人しあわせの強み
01
青少年育成の豊富な実績
不登校・非行・福祉・地域支援など、多様な現場で積み上げた信頼と経験。
02
多分野の専門家チーム体制
教育・心理・福祉・スポーツなどの専門スタッフが連携。子どもの“生きる力”を多
角的に支援。
03
講演・YouTube 活動による発信力
現場の声や体験を社会に伝え、理解の輪を広げる活動を継続。
04
地域・企業・医療機関との連携ネットワーク
教育と社会をつなぎ、子どもたちが安心して次のステップへ進める環境を整備。
しあわせの信頼バッジ
NPO法人しあわせは、これまで青少年育成・福祉活動・講演・動物支援などを通じ、多くの子どもと家族に寄り添ってきました。
その実績をもとに、「学び直し」ではなく、“生き直さなくていい教育”をめざしています。
私たちは「学力」よりも、「信じてもらう経験」が子どもを変えると信じています。それが、しあわせが考える“もうひとつの学び”のかたちです。
社会貢献活動・しあわせの実績
NPO法人しあわせでは、全国の少年院や刑務所で講演活動を行い、
子どもたちに「生きる力」と「希望の言葉」を届けています。
また、YouTubeなどのメディアを通じて社会課題の発信や、
子どもたちの居場所づくりの大切さを伝えています。
左から:竹原慎二/渡嘉敷勝男/畑山隆則
出版物
代表・川嵜竜希による著書『タツキ』『はぐれ者』は、全国の養護施設や少年院で広く愛読されています。
「立ち直るきっかけ」「自分を信じる力」をテーマに、子どもたちや支援者に勇気を与える一冊です。
代表紹介・メッセージ

代表理事 川嵜 竜希(かわさき たつき)
はじめまして。NPO 法人「しあわせ」代表理事の川嵜竜希と申します。
私は昭和 47 年に生まれ、幼い頃は活発で“ガキ大将”のような子どもでした。10 歳のときに母を亡くし、父のもとで育ちましたが、思春期には心が不安定になり、家庭や社会の中で行き場を失っていきました。若い頃には大きな過ちを重ね、人生の底を経験しましたが、リハビリ施設「沖縄ダルク」と、僕を信じてくれた大人たちとの出会いが人生を変えました。組織を離れ、2000 年にボクサーとしてプロデビュー。リングの上で自分の弱さと向き合う中で、「人はいつからでも変われる」ということを実感しました。引退後は、全国の児童養護施設や少年院を訪問し、悩みや生きづらさを抱える若者たちにメッセージを届ける活動を続けています。
しかし、私が支えたいのは“非行少年”だけではありません。不登校やひきこもり、発達や家庭環境など、さまざまな理由で立ち止まっているすべての子どもたちに、もう一度笑顔を取り戻してほしい。どんな過去があっても、人は変われる。そして、変わるためには「信じてくれる人」の存在が必要です。その信頼の輪を、「ミライドア」と「しあわせ」から広げていきたいと思っています。
